❤ ネイル講座③ 『爪のこと、爪の役割』
…2012-07-18 /http://ameblo.jp/salon-de-ecaille/entry-11305870915.html
こんばんわ!
ネイリストのhachiです
今回は、ネイル講座第三段をお送りします!
第三回は、『爪のこと、爪の役割』についてです。
爪とは?
爪は、皮膚の表皮層の爪母(そうぼ)と呼ばれる所から作られ、角質化したもの。
爪の水分や成長速度は人それぞれで、季節、環境、年齢によって異なります。
また、加齢によって爪はより厚みを増して、成長スピードが遅くなってゆきます。
健康な成人の爪の成長スピードは、1日約0.1mmと言われています。
爪のしくみ
爪は、腹爪(アンダープレート)、中爪(ミドルプレート)、背爪(トッププレート)
という3層からなっています。
二枚爪を引き起こすのは、乾燥によりこの三層の密着が損なわれ、割れてしまったり剥がれてしまうからなのです
爪の成分
爪の主な成分は、『ケラチン』という繊維状のたんぱく質でできています。
ケラチンというのは、硫黄を含んだアミノ酸が集まってできています。
皮膚は軟ケラチン、爪は硬ケラチンといって、少し成分が異なっています。
爪の歴史
人間の先祖にあたる類人猿にとって「爪」は生活するのに大変重要な役目がありました。
獲物を確保したり身を守る武器として使われていました。
それらが現在のヒトの形となった時、役目を失った爪は退化し、自由に動く10本の指とともに、いまの形となりました。
爪の役割
人の指は、爪があることにより指先で小さなものをつまんだり、薄い紙を持ったり、ペンで字を書くことが出来ます。
指の腹に加えた力を爪がしっかり受け止め、力を跳ね返すことで指先に力が入るようになっているのです。
これを爪圧(そうあつ)といいます。
足は、さらに爪の働きによっり身体を支え、安定させています。
人間は、爪を失うと歩くことや、指先でものごとを行うことが困難になってしまう程、爪は大切な働きを持っています
爪と皮膚
皮膚には、知覚を司る末梢神経や、さまざまな神経、血管が集中しており、とても敏感で、繊細な部分です。
爪は、爪は皮膚の仲間であり、 大切な指先を保護し、
人間の持つ機能をさらに助ける役割を持った皮膚の付属器官です。
爪のトラブルと病気のサイン
爪は健康のパロメーターとも言われています。
身体のあらゆる症状が爪に現れるため、皮膚や爪の病気だけでなく、内臓の疾患により爪が変形、変色することも。
爪が教えてくれる病気のサインを見逃さないようにしましょう!
ということで、第三回『爪のこと、爪の役割』はここまで!
次回は『ネイルトラブルと病気のサイン』をご紹介したいと思います!
爪が教えてくれる病気のサイン、何気ない爪の異変、
そんな爪からのサインがどういったことであるのかを紹介いたします!
さらに、よくある爪のトラブルについて、下人や対処法まで!
爪の健康だけでなく、身体の健康も気を使わないと楽しいものも楽しめませんからね!
それでは!